バックラッシュのメカニズムと直し方
バックラッシュは本当に苦しみました。
いろいろな記事をみて勉強したのですが、バックラッシュの原因でよく書かれているのが、
「ラインの出ていく量よりも、スプールが多く回転するから。」
それは初心者の私でもわかる!
では、なぜそうなるのか?というあたりが説明されていないことが多かったので、私の体験談を含め、見聞きした情報をまとめます。
(サミングが下手っていう根本原因は置いておきますから、注意。)
ラインが放出されるよりもスプールが多く(早く)回転してしまう原因...
それはっ!?
- メカニカルブレーキの設定があまい(緩い)
- 空気抵抗の大きいルアーを使っている
- 軽いルアーを使っている
私が練習で感じたのは、1・2・3の複合原因ではありますが、特に「1.メカニカルブレーキがあまい(緩い)」が一番大きな原因と思います。
騙されたと思って、メカニカルブレーキをきつく締めているとサミング無しでフルキャストしてみてください、ほぼほぼバックラッシュはしないと思います。
バックラッシュしても酷い状況にはならないはずです。
2・3は同じような意味合いですが、「空気抵抗が大きいルアー」というのはプラグ関連ですね。
ルアーも結構な値段がするので、数回キャストしただけでロストしてしまうのは財布にも心にも良くありません。 ...私はフローティングミノーとかで練習していたのですが、これが間違いの元凶ですね。
フローティングミノーをキャストすると、素人目にもスピードが落ちて着水しているのがわかります、軽いルアーも同じ感じです。
極論すると、「初心者はメカニカルブレーキをきつく締めて、重めのメタルジグを使って練習しろ」ということになります。
メカニカルブレーキをきつめに締めておくとバックラッシュ自体が激減するので、フローティングミノーなどを使っても、サミングの練習が簡単にできますよ。
「でもやっぱり、バックラッシュしちゃった」というときは、この人の動画を見て直し方を勉強してください。
明るくバックラッシュを対処している姿を見ると、なんだか勇気が湧いてきます!